高麗人参で更年期障害予防
４０代後半から女性は更年期障害で悩む人が増えてきます。
更年期障害とは、性成熟期から生殖不能期への移行期間（45～55歳）に生じる自律神経失調症状と、精神症状が相互に関係しあって起こる不定愁訴の総称です。
更年期になると、加齢に伴う卵巣機能の低下により、卵巣から分泌される女性ホルモン（エストロゲン）の量が減少します。
これが脳の視床下部にある自律神経中枢に影響を及ぼし、自律神経失調症を引き起こします。
また、この年代の女性を取り巻く過程や社会環境の変化からくる心理的ストレスが大脳皮質・大脳辺縁系に影響を与え、うつや情緒不安定などの精神症状を引き起こします。
このように、自律神経失調症と精神症状が相互に影響し合っているため、更年期障害の症状は複雑なのです。
更年期障害の代表的なものは、ホットフラッシュ（顔ののぼせ、ほてり）、発汗、頭痛、肩こり、めまい、イライラ、不眠、不安、月経異常などさまざまです。
症状の出方も全身に出るものが多く、自覚症状が中心のため、本人にしかわからず、その上病名がつくわけでもないので周囲からはなかなか理解が得られず、辛い状態に陥る人も多いのです。
この更年期障害に、高麗人参が有効であると言われています。
高麗人参には血管や自律神経症状に効果がある成分が含まれています。
自律神経の乱れは更年期障害の原因にもなるため、自律神経を正常にすると、更年期障害も改善されていくのです。
高麗人参は医薬品ではないので全てに即効性があるわけではありませんが、高麗人参を飲み続けていると、次第に血液循環が良くなり、自律神経も正常に整えられ、体調が改善されていきます。
更年期障害が出る人は50％程度だと言われていますが、高麗人参を飲むことで更年期障害の発症を抑制し、また、発症しても症状を軽減することができると期待されています。
高麗人参には、更年期障害に限らず、体調を整えることで他の病気も予防する効果があるので、日々の健康維持と共に更年期障害の予防もしたいという人にはおすすめです。サポニンたっぷりの高麗人参で予防しましょう。
美容効果に注目しがちな高麗人参サプリメントも更年期障害の諸症状に効果を発揮します。